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Kindle Paperwhite

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 安い。7980円。
 本物のインクを使用したeーinkスクリーンだから、とにかく読みやすい。目が疲れない
→電子ペーパーeーink)。
 軽くて薄い。重さはたったの213gである。もう少し持ち重り感が欲しいくらいだ。
 明るいところでも暗いところでも読むことができる。ライトが内蔵されているのだ(夜、嫁さんに家を追い出されたときは、公園のベンチで本を読んで時間をつぶし、嫁さんの怒りの収まるのを待つことだってできる)。
 文字サイズを自由に調整できる。最近は老眼が進んで小さな字が読みづらくて仕方ない。これは助かる。
 1回の充電で最大8週間(明るさ設定10、ワイアレス接続オフ1日30分使用の場合)利用可能。印刷本なら途中でページがめくれなくなって本がよめないなんてことはないけど、電子書籍リーダーだと電池切れで、本が読めない! てなことが起こりうる。佳境に入ったときにこんなことになったら悲惨だ。  この点、Kindle PaperWhiteはで電力使用料が少ないから8週間も持つ。これはいい。

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講談社が世界初の専用書籍専用端末を開発!

 講談社が、このたび、世界初の有機筐体電子書籍専用端末「iKA」を開発したと発表した。

 有機筐体(きょうたい)とはないか。生きた動物をそのまま、電子書籍の専用端末に改造するということである。その生きた動物とは「イカ」。

 イカの胴体が電子書籍専用端末の画面になっていて、独自進化したイカは自らの体を変化させ、表皮に驚くほど高精細な画面表示を実現したという。いわゆるイカスミのe-インクというやつですな。

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電子書籍リーダー「Kindle Paperwhite」

                  

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     (アマゾンの広告から)

■ 電子書籍時代の到来は?

 10数年前、当時のマイクロソフト社の技術開発担当副社長ディック・ブラスは、電子本業界に今後20年に起こることを、ユーモアを交えて次のように予測した。

 2000年―マイクロソフトのリーダーソフトウェア「eBook」が100万本以上出荷。

 2008年―多くの国で「eBook」タイトルの販売数が従来形式の本の販売冊数を超える。

 2009年―一部の人気作家たちは読者に直接出版するようになる。

 2012年―製紙業界が「本物の本」(RealBooks)キャンペーンを開始。人のよさそうなきこりが「本物の本を買おう。本物の紙に印刷された本物の本を」と主張する。

 2018年―一般の用法として「eBook」タイトルは、単に「books」と呼ばれるようになる。旧タイプのものは「paperbooks」と呼ばれる。

 2020年―販売されるタイトルのうち90%が紙でなく電子媒体となる。ウェブスター英字辞典は「book」の最初の定義を「一般にコンピュータやその他の個人閲覧装置に表示される、文書の実体」という意味に変更。

 この予測は既にはずれているが、それでもこれからの電子書籍の有り様を示唆していて興味深いものがある。

 ディック・ブラスは、ほぼ2020年あたりに電子書籍が紙の書籍に完全にとって変わるとみているのだが、果たしてそのとおり推移するだろうか。

 日本の電子書籍の世界は、2010年5月21日、iPadが日本で発売されたことを機に新たな世界に入ったといわれる。電子書籍元年である。

 しかし、呼べど騒げど、電子書籍時代の到来は掛け声だけに終わり、それからも何度か、今度こそ電子書籍時代の到来が叫ばれながら、今日に至っている。

 まだまだ、人々のDNAには、本とは紙で読むものとの認識がべったり張り付いているのである。

 私は本格的な電子書籍時代の到来は、電子書籍の教科書で学んだ子らが大人になってからだと思っているのだが、その時代はある日突然にやってくるのではなく、知らない間にジワジワと人々の心の中に浸透して、ある日、振り返ってみると、「ああ、あの時期が紙から電子への本の転換期だったんだな」と回想される、そんな風にやってくるのではないかと思う。

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電子出版プラットフォーム「Kindle Direct Publishing」(その①)

 「1番ホーム 電子出版プラットフォーム」に掲載している項目は、次の通りである。
            
◇  このサイトで取り扱う電子出版プラットフォームとは
◇  電子出版プラットフォーム一覧
◇  電子出版プラットフォームへの掲載手数料と収益(印税)比較

◇  パブー
◇  forkN
◇  e-bookland
◇  Book Way(その①)
◇  Book Way(その②)
◇  文楽
◇  でじたる書房
◇  DL-MARKET
◇  wook
◇  mixpaper
◇  UPUB
◇  bookpic
◇  漫画onweb
◇  自費出版デジタル(その①)
◇  自費出版でじたる(その②)
◇  PUBLOFF
◇  We Publish
◇  竹の子書房 
◇  Kindle Direct Publishing(その①)(このページに掲載している内容)


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     (Kindle Direct Publishingのホームページから)

■ Kindle Direct Publishingの概要


Kindle Direkt Publishig 
開設年月 2013年10月
特徴 全世界に向けて有料で配信できる電子出版プラットフォーム。
掲載費用 無料
収益(印税)・ KDPセレクトに登録した場合(価格は250円~1250円の間で設定する必要あり)・・・売上の70%(但し、配信コストの支払いが必要→1MBに対して1円)
・ KDPセレクトに登録しない場合・・・売上の35%
サポートされているファイル形式と出版手続き・ サポートされているファイル形式・・・HTML、ePub、XMDF  
・ 出版手続き・・・KDPのアカウントを作成して、本の詳細情報と価格情報を入力し、上のファイルをアップロードすれば、Kindle本に自動変換して出版、販売。
Kindle本の読める機種などKindle端末だけでなく、iPad、iPhone、iPodtouch、Androidに対応したKindle無料アプリで読むことができる。
著作権保護機能(DRM)の有無 アップするファイル形式にDRM機能を付加する必要あり。
 

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パブーからの電子出版 「オレのリハビリ日記」

■ 「オレのリハビリ日記」

 私は数年前、部下の運転する車の助手席に乗っていて交通事故にあった。私を乗せた車が交差点に突っ込み右折しようとしたところに正面から対向車が飛び込んできたのである。

 私は、この事故で両足を骨折するという大怪我を負い、それからほぼ1年間の間、病院で手術やリハビリ生活をおくることになった。その経験をまとめたのが「オレのリハビリ日記」である。

 この作品は、碧天舎という自費出版を扱う中堅の出版社のノンフィクション大賞に応募して優秀賞をもらい、数年後に日本文学館から自費出版した。

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電子書籍を無名でも100万部売る方法 ジョンロック著

    

■ インディーズ作家ジョン・ロック

 著者ジョン・ロックは、インディーズ作家(米国で出版社を通さずに自らの力でKindle自己出版をしている著者のこと)として、100万部の電子書籍を販売し、世界で初めて「アマゾン・キンドル総合ランキング1位獲得」を達成した。
 
 ニューヨークタイムズベストセラー作家でもあり、主な著書にミステリー推理小説のドノヴァン・クリードシリーズ、ウエスタン冒険小説エメット・ラブシリーズ等があり、いずれも大ヒットを記録。もともと小説家ではないうえ、わずか2年でミリオンセラーを達成したことから世界的に注目されている。

 本書は、どのようにして電子書籍出版でミリオン作家になったかの実践記録である。


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