電子出版プラットフォーム「文楽」 - 電子出版プラットフォームマップ

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電子出版プラットフォーム「文楽」

 「1番ホーム 電子出版プラットフォーム」に掲載している項目は、次の通りである。
            
◇  このサイトで取り扱う電子出版プラットフォームとは
◇  電子出版プラットフォーム一覧
◇  電子出版プラットフォームへの掲載手数料と収益(印税)比較)
◇  パブー
◇  forkN
◇  e-bookland
◇  Book Way(その①)
◇  Book Way(その②)
◇  文楽(このページに掲載している内容)
◇  でじたる書房
◇  DL-MARKET
◇  wook
◇  mixpaper
◇  UPUB
◇  bookpic
◇  漫画onweb
◇  自費出版デジタル(その①)
◇  自費出版でじたる(その②)
◇  PUBLOFF
◇  We Publish
◇  竹の子書房
◇  Kindle Direct Publishing(その①)


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       (文楽のホームページから)

文      楽
開設年月 2011.9
書籍登録数  
特   徴・ EPUBに特化した電子書籍プラットフォーム。
・ くちこみアフィリエイトシステムあり。
・ 読者と著者が直接コミュニケーションできるシステムあり。 
開設費用 無料。
掲載可能書籍 公序良俗に反しなければ制限なし。アダルト不可。有料電子書籍は事前審査あり。
利用手数料 販売価格の8%+100円。
収益率 販売価格によって変動。平均80%程度か。
電子書籍作成の方法・ EPUBファイルで搭載(「EPUBツクール」というブログ感覚で簡単にEPUB電子書籍を作成できるシステムあり。
販売価格の設定 150円から20,000円。
閲覧の方法等・ パソコン、スマートフォン、タブレット端末、電子書籍専用端末で閲覧可(デバイスにあわせてEPUBリーダーをインストールして閲覧)。
著作権(DRM)保護機能 対応していない。
  その他              ・ 文楽以外で作成したEPUBを、文楽のプラットフォーム上に販売、公開することもできる。
・ 著者と読者が直接コミュニケーションできるシステムあり。
・ 「クラウド本棚」という著者本棚システムあり。
・ 書籍の公開は有料、無料どちらも可。
・ EPUBファイルのアップロード容量は200MB。
 

■ 文楽って何? 

  文楽は、2011年9月6日にエイムズ株式会社が立ち上げた電子出版プラットホームである。
 開設当時のプレスリリースに「文楽とは?」と題してこうある。

 「『文楽』とは、誰でも簡単に電子書籍を購入、保存、制作、販売(有料/無料)、紹介(アフィリエイト)ができる電子書籍の総合ポータルサイトです。スマートフォンユーザーをメインターゲットとし、どのプラットフォームでも読めるEPUB(イーパブ)というファイル形式を利用しています。そのため、『本をせっかく作ったのにデバイスが変わったから閲覧できない』ということがありません。


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 文楽はここに書かれているように、電子書籍だけに特化した電子出版プラットフォームである。
 
 なんといっても立ち上がってから、まだ1年強。若いプラットフォームだ。

  今年(2012年)の8月末までに書籍登録数5万点、3万人の著者を集めることを目標としている。

■ 文楽のシステム

◇ まず、登録する。

◇ 電子書籍を作成する。


 電子書籍データファイルには、PDF形式、EPUB形式、テキスト形式などがあるが、文楽の場合はEPUBファイルに特化している(PDF形式とEPUB形式について→掲載ページ)。

 なぜそうするのかについては、「EPUBは、オープンマーケットで、Apple、Google、Amazonなど、世界的な企業が支持、サポートしている電子書籍ファイルであり、EPUBの可能性を広めたい」からだとしている。

 これだけでは、他の多くの電子出版プラットフォームが、EPUB形式に加えPDF形式やテキスト形式をも採用して汎用性を広げようとしている中にあって、なぜ、EPUBに特化するのかがよく見えてこない。何か特別なわけがありそうだ。

 EPUBの電子書籍作成は、PDF電子書籍より難しいといわれているが、文楽では、ブログ感覚で簡単にEPUB電子書籍を制作できる「EPUBツクール」というシステムを採用して、簡単にEPUB電子書籍を作ることができると説明している。

◇ EPUBファイルで作った電子書籍を、文楽のプラットホーム上に有料ないし無料で公開する。

 プラットフォーム上での電子書籍の制作、公開、販売はまったくの無料です。これはパブーやフォークンと一緒である。

 プラットフォーム上で電子書籍が売れた場合は、システム使用料として、販売額×8%+システム料100円を支払う必要がある。

 パブー、フォークン、アマゾンなどの使用料は30%だから、文楽の使用料は格安である。これが文楽の最大の魅力といっていいだろう。

■ そのほかの文楽の「売り」を見ていきましょう。ホームページにこうあります。

・ 1456万人のスマートフォンユーザーと200万人の電子書籍端末ユーザーにも強くアピールできる。
・ ソーシャルメディアとの連動で、幅広いユーザー層にアプローチ可能である。
・ メルマガ、ブログ等のコンテンツを簡単に電子書籍化し、ビジネスに活かすことが可能である。
・ メール配信を使えば、購入者へのコミュニケーション・ブランディングに役立つ。
・ 他所で制作したEPUBUを販売公開することも可能である。

 
 まあ、程度の差はあれ、パブーやフォークンなど他の電子出版プラットフォームも同じようなサービスがあるから、これらは他の電子書籍プラットフォームを引き離す文楽だけの持つ独自の特徴とはいえない。

 ・ くちコミアフィリエイトシステムにより、ユーザーがくちコミで自然に宣伝してくれる。
 
 これはちょっとおもしろいシステムだと思う。

 「くちこみアフィリ」と呼ばれるこの制度の概要は次のとおりである。

 まず、文楽のプラットフォームで電子書籍を販売する著者が、販売価格と本の紹介料を設定する。例えば電子書籍の価格を1000円とし、紹介料をその20%、200円と設定したとする。

 そして、私がソーシャルメディアや自身のブログでこの本を広く紹介し、私のブログ等の窓口から誰かがその本を購入すれば、私は200円の成功報酬を得ることができる。

■ 顧客リスト取り

 私がよく覗きにいく、電子出版・書籍の専門サイト「Book Brain」は、文楽の「顧客リスト」取りが可能なところを高く評価している。

  電子出版プラットフォームで「顧客リスト」が取れるのは、文楽とDL-MARKETぐらいなものだということである。

■ 文楽の評価

 誰でも自由に文楽のプラットフォーム上で電子書籍を作ることができるということは、これを裏返すと、プラットフォームに掲載される作品の質は保証されないことを意味する。
 どのようにして質の高い作品を確保していくかは、これからの文楽の課題になるだろう。

 電子書籍の掲載が無料で、しかも販売された場合の手数料が8%+100円というのは、パブー、フォークン、アマゾンの手数料30%に比較して、なんといっても文楽の魅力となっている。

 しかし、電子書籍の販売価格が低額である場合はそうでもないことを知っておく必要がある。
 例えば、電子書籍を400円で販売した場合、手数料は132円(400円×0.08+100円)になるが、これは率にすると33%の手数料率なのである。

 電子書籍データファイルがEPUB形式に限定されているのは、パソコン初心者にとってはネックになりそうです。文楽プラットフォームに内蔵されている「EPUBツクール」でどの程度簡易な作成がカバーされるのかが気になりますね。

 システム全体としては、パブーやフォークンに決して引けを取らないと思う。むしろ、使用料率やくちこみアフィリなどでは有利な面も多くある。あとは文楽の認知度ということになろうか。

 とにかく若い会社である。今後の展開に期待しよう。
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 電子出版プラットフォーム「パブー」から、田中かわずのペンネームで、400字詰め原稿用紙で10枚程度の短編小説「」「みっちゃんへ」「ピヨピヨ」「ベロの辛抱」、中編小説「おばあちゃんへの贈り物」を電子出版しました。無料です。よかったら読んでね。
 エッセイ「
オレのリハビリ日記」をパブーから有料で電子出版しました。150円です。よかったら買って読んでね。


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