電子出版プラットフォーム「We Publish」 - 電子出版プラットフォームマップ

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電子出版プラットフォーム「We Publish」

 「1番ホーム 電子出版プラットフォーム」に掲載している項目は、次の通りである。
            
◇  このサイトで取り扱う電子出版プラットフォームとは
◇  電子出版プラットフォーム一覧
◇  電子出版プラットフォームへの掲載手数料と収益(印税)比較

◇  パブー
◇  forkN
◇  e-bookland
◇  Book Way(その①)
◇  Book Way(その②)
◇  文楽
◇  でじたる書房
◇  DL-MARKET
◇  wook
◇  mixpaper
◇  UPUB
◇  bookpic
◇  漫画onweb
◇  自費出版デジタル(その①)
◇  自費出版でじたる(その②)
◇  PUBLOFF
◇  We Publish(このページに掲載している内容)
◇  竹の子書房
◇  Kindle Direct Publishing(その①)


We   Publish 
 開設年月  2010年8月
 書籍登録数  約580冊(平25.3現在) 
特   徴・ 電子出版と共にオンデマンド出版により1冊から紙書籍版も印刷販売できる。
・ iPad、iPhonede読書を楽しむプラットフォーム 
 掲載費用 無料閲覧書籍と有料販売書籍のいづれも掲載可能。掲載費用はいづれも無料。
電子書籍制作・掲載の方法 会員登録をし、専用の電子書籍作成ツール「OnlineEditor」を使って電子書籍を制作しアップロード。
 収益(印税) 電子書籍販売の30%
 掲載可能書籍 利用規約に審査基準が定められている。「わいせつ」な文書の掲載は不可とある。すると、アダルト作品は不可か?
 閲覧対応端末 iPad、iPhoneに限定
 著作権保護機能(DRM)の有無 特に対応していない。
 
無題

■ We Publishの概要と特徴

◇ 概要

 We Publishは、語学学習者のための通信講座など、語学関連の分野で幅広く事業を展開しているアルク株式会社のグループ会社、ヒトメディア株式会社と欧文印刷株式会社が提携して、2010年8月にはじめた電子出版プラットフォーム。

 ヒトメディアが、We Publishの運営とビューワ・アプリの開発を、欧文印刷が電子書籍制作ツールと電子書籍データを1冊から印刷・製本するオンデマンド印刷を担当し、相互が連携している。

◇ 特徴

・ 電子書籍制作に欧文印刷が合体したことで、電子書籍としてばかりではなく、その電子書籍をオンデマンド印刷により紙書籍としても出版することができるシステムを取り入れている。

・ 電子書籍の閲覧はiPadとiPhoneに限定されている。

 なぜ、電子書籍の閲覧をiPadとiPhoneに限定したかについて、プラットフォーム開設当時、ヒトメディア代表の森田氏は「Webでの閲覧はコピーの問題がある。また、ePUB形式などはあくまでも横書き前提の海外仕様。縦書きも読めるように独自の形式を採用し、アプリでのみ閲覧する形をとっている」と述べている。

 また、ターゲットとして「大学関係者による論文や教材、参考書の作成などアカデミックな用途を想定し、「単に電子化してWebで見れますというのではなく、論文など成果物(実際の書籍)を出した上で、電子でも展開しているという環境を作れることは大きい」と述べている。

■ 電子書籍制作・掲載の方法等

◇ 電子書籍制作の方法
 
 電子書籍の制作は、We Publishに会員登録し(アカウントを作る)、サイトから電子書籍作成専用ツール「Online Editor」を入手(無料)して行う。
 
 Online Editorでは、本のタイトルや表紙デザインなどを決め、テキストや画像などを編集していくことで、簡単に電子書籍が作成できるようになっている。
 
 ブログからもこのEditorを利用すれば、簡単に電子書籍を作ることができる。

◇ 電子書籍の掲載

 Online Editorを使って電子書籍ができあがれば、作品紹介文や販売価格を出版申請画面に記入して出版を申請する。

 申請があれば、We Publish事務局は、その申請が利用規約に違反していないかどうかについて、中2営業日以内に審査し、違反していないと判断すれば、作品を画面上に公開する。
 
 利用規約には掲載できない書籍の基準が列記されているが、最終判断については「われわれの審査基準は『芸術としての価値基準』と『社会的装置としてウェブサイトが持つべき倫理基準』との間で、個々の事例に即して都度、真摯に判断させていただきます。」と記載されている。 
 これよりすれば、アダルト作品の掲載は難しそうである。

■ 掲載費用と収益

 電子書籍は無償で閲覧できるようにすることも、有償で販売することもできる。どちらの場合も掲載費用は必要ない。

 有償で販売した場合において、著者の得られる収益は電子書籍の価格の30%である。これはパブーなどに比べるとかなり低い。現在、存在する電子出版プラットフォームではもっとも低いのではないかと思われる。

 また、オンデマンドによる紙出版で販売した場合の収益についても注意を要する。この場合に得られる収益も30%と率は一緒だが、その基礎額はオンデマンド本の定価の30%ではない。電子書籍につけた定価の30%である。

■ 閲覧対応端末

 iPadとiPhoneに限定されている。

■ 著作権保護機能(DRM)

 特に対応していない。

■ 印刷製本

 We Publishの特徴の1つは、電子出版と同時にオンデマンドによる紙出版もできることにある。

 どのような印刷製本が可能か、値段はどうかについてみてみよう。

◇ 可能な印刷製本版は次の4サイズである。

 「文庫サイズ(A6)」
 「標準サイズ(B6)」
 「大活字本サイズ(B5)」
 「ポケット版(A7横 75×120ミリ)」

◇ 印刷製本料金

 印刷製本料金は、コンテンツ料+基本料金+(印刷料金×ページ数)+カバー代で構成される(送料別)。
 
 具体的な例でいうと次のとおり。
・ 200ページ・標準(B6)サイズ・カラー印刷×1冊の場合:5,340円(送料別)
・ 200ページ・標準(B6)サイズ・モノクロ印刷×1冊の場合:2,150円(送料別)
 ※ カラー/モノクロともカバーが付き、モノクロ印刷の場合も表紙はカラー。

■ We Publishの評価

 We Publishの作品の閲覧がiPadとiPhoneに限定されている点、販売電子書籍の著者の収益が30%にとどまっている点からすると、We Publishに電子出版プラットフォームとして突出して特化した何かがなければ、電子出版プラットフォームの世界での生き残りはなかなか難しいのではないか。

 We Publish開設当初は、確かにePUBは横書きのみの対応だったが、今は縦書きの日本語バージョンにも対応できるように進化してきていることを考えると、さらにその思いは強くなる。

 図書数も、当初の目論見を大きく下回っていて、現在(平25.3)、580冊にとどまっている。

 ただ、We Publishにはアルクという大きなバックがある。アルクが運営するポータルサイ「スペースアルク」でも、大きく紹介されるなど、広報・宣伝には余念がない。

 We Publishが、今後、電子出版の世界でどんな活路を見出していこうとするのか注目していたい。
 

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                        春ですね。


     
  




 電子出版プラットフォーム「パブー」から、田中かわずのペンネームで、400字詰め原稿用紙で10枚程度の短編小説「」「みっちゃんへ」「ピヨピヨ」「ベロの辛抱」、中編小説「おばあちゃんへの贈り物」を電子出版しました。無料です。よかったら読んでね。
 エッセイ「
オレのリハビリ日記」をパブーから有料で電子出版しました。150円です。よかったら買って読んでね。


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