電子書籍を無名でも100万部売る方法 ジョンロック著 - 電子出版プラットフォームマップ

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電子書籍を無名でも100万部売る方法 ジョンロック著

    

■ インディーズ作家ジョン・ロック

 著者ジョン・ロックは、インディーズ作家(米国で出版社を通さずに自らの力でKindle自己出版をしている著者のこと)として、100万部の電子書籍を販売し、世界で初めて「アマゾン・キンドル総合ランキング1位獲得」を達成した。
 
 ニューヨークタイムズベストセラー作家でもあり、主な著書にミステリー推理小説のドノヴァン・クリードシリーズ、ウエスタン冒険小説エメット・ラブシリーズ等があり、いずれも大ヒットを記録。もともと小説家ではないうえ、わずか2年でミリオンセラーを達成したことから世界的に注目されている。

 本書は、どのようにして電子書籍出版でミリオン作家になったかの実践記録である。


■ 朝日新聞での紹介

 本書のことは朝日新聞でもこう紹介された(2013年2月10日 朝日新聞朝刊)。 

 著者は米アマゾンのサイトを利用して、電子書籍を100万分以上売った自費出版の作家。持ち込み原稿を「最悪」とあしらった出版業界に、一矢報いた実践報告だ。
 その成功戦略はブログとツイッターを駆使して、読者との間に仲間意識を築くこと。売値は99セント。「仲間」が書いた作品がこの値段なら、購入のハードルは低い。出版社を通さない分、紙の本より著者の分配が多いので、ビジネスとして成り立つ。
 著者が使ったアマゾンの電子書籍出版サービスは、日本でも導入される方針だ。無名でもミリオンセラーが可能なら、有名作家だったら? 出版社が警戒する「中抜き問題」も考えさせる刺激的な一冊(大竹雄介訳、東洋経済新聞社1200円)。

 
■ 本書に書かれている内容

 本書は、文章や電子書籍の書き方の指南本ではない。電子書籍をどう売るかのテクニックについての実践記録である。

 まず、著者が、新聞広告や売り込み、ラジオインタビューなど従来の販促活動に200万円近くのお金を投じて販促活動をしたことが語られる。しかし、これらの旧来の手法はほとんど効を奏しなかったという。

 そこで考えたのが、ブログとツイッターによる販促活動。作品毎のサイトを用意し、そこに投稿フォームを設置して、読者とコミュニケーションを図りながらファンを増やしていくという方法である。
 
 そこでは、一人ひとりの読者とのマンツウマンによるつながりの大切さが強調される。結局は、そういう地道な活動の積み重ね、口コミの積み重ねが、最後には作品を大きく羽ばたかせることになるのである。

 タイトルに100万部を売ったとあるが、この表現はやや誤解を招く。1冊の本を100万部売ったのではない。10万部以上売れる作品が積み重なって100万部に達したのである。

 これは考え方によっては、100万部を1冊あてることに比べると、より大変なことである。著者はそれを一人ひとりの読者とのコミュニケーションの積み重ねから達成しているのである。
 著者はいう。「究極のゴールは『1万人の生涯読者メーリングリストを作ること』だと。

 著者の実践した手法は必ずしも目新しいものではない。従来からいわれてきた事柄も多い。そういう意味では、特異な才能がなくても誰にでも実践できるものばかりである。要はやる気になるか、どうか。自身の作品を売れるとと信じられるかどうかである。

 電子書籍をどう売るか。是非、この本からその手法を学んでほしいと思う。

■ 最後に

 本書の紹介の冒頭に書いたように、本書は売れる文書の書き方の指南本ではない。つまり、その作品に魅力があることは大前提である。

 電子書籍を少しでも多く売ろうと考えるとき、私たちはついつい技術論に走ってしまいがちだ。しかし、もっとも大切なことは、その作品の中に読者にとっての新しい発見があり、感動があり、共感があることである。
 まずは作品自体に魅力がなければ、どんなに技術を駆使しても、その出版はそれは失敗に終わるか一過性にすぎないものとなる。

 ハウツウ本であれ、文芸作品であれ、事柄は同じである。そのことをまずはしっかり肝に命じておいたうえで、本書の述べる販促活動を実践したいと思う。


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                        春ですね。


     
  




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